日本では大麻は違法だ。CBDは大麻草から取れる。しかし、CBDは違法ではない。前にCBDは大麻草の一成分でしかないから違法じゃないと書いたが、実際はそんな簡単な構造ではない。というのも、違法のCBDもあるし、違法で売られているCBD製品もある。
日本の法律は複雑で、違法でないCBDであるには細かいルールがある。
ちなみにこの記事は、YouTube動画を撮るにあたって作成した、短く簡易的にまとめたもののブログ版である。CBD全般に関する詳しい記事は下にある別記事でまとめている。
大麻取締法とCBD
世界では、続々と大麻が解禁されている。しかし、日本は大麻に厳しい国だ。元々は大麻が禁止な国ではなかった。しかし、第二次世界大戦で敗戦し、GHQに大麻を禁じられた。それが麻薬取締規則。ところが、日本には神聖な用途としても大麻草が扱われていて、ドラッグとして使用する文化はなかった。だから、1948年に独自な大麻に対する独自な法律である大麻取締法が生まれた。それが約70年続き、今にいたる。
そうして、日本は基本的に大麻が禁止された。しかし、いくつかの例外がある。
まず、大麻草と大麻は違う。大麻草は植物全体を指し、大麻とは法律用語である。そして、大麻とは法律で禁止されている大麻草の花穂と葉のこと。つまり、大麻草の茎と種は違法でない。そして、多くの日本人は大麻草の種を食べたことがある。なぜなら、七味唐辛子に入っている麻の実は大麻草の種だからだ。また、大麻草の茎から作られた繊維は神社のしめなわなどに使われている。大麻は禁止されているのに大麻草は日本でも身近な存在となっている。
ところが問題がある。日本の法律で大麻は使用だけでなく所持も禁止されている。大麻草には大麻(花穂と葉)も含まれる。しかし、抜け道がある。一つは、大麻取扱免許か大麻研究者許可を得ると大麻を育てることが可能になる。あくまでも、茎と種の部分を神聖な利用目的や食用で使うためで大麻は破棄しなければならないが、日本にもごく一部特別に栽培許可をされている人がいる。そうして、もう一つは違法じゃない部分を輸入すること。
しかし、輸入にもまた面倒な決まりがある。THCという成分が含まれていれば違法になる。THCとはテトラヒドロカンナビノールと言って、いわゆるハイになり依存性があるドラッグとしての大麻に求められる成分だ。それが含まれていなければ日本でも問題ないとされる。
まとめると、日本では大麻草の花穂と葉が大麻と呼ばれ違法で、THCという成分も検出されると違法になる。だから、大麻草の茎と種から取れるCBDという成分は、THCが含まれていなければ使用出来る。
そして、長いこと大麻が世界中で禁止されていたから判明していなかったがそのCBDという成分があまりにも万能で健康から美容まで色々な効果があると分かってきて、CBD製品が作られるようになった。
ところが、実は花穂や葉からもCBDを取られていたり、THCが微量に含まれてしまっている製品がある。なぜなら、それで良い国も多い中でわざわざ日本のために、茎と種という一部から抽出したり、THCを完全に取り除くのは効率が悪いから。それが問題視されている。しかし、KOHEY NISHI’S CBD ONLINE SHOPで扱っているVAPENの製品は、輸入したら一本一本を税関で成分検査して、それから問題ないと分かったものを販売しているから安心して欲しい。
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