高卒ニートで稼ごうとした自分は、どんどん活躍してどんどんお金持ちになると思っていた。しかし、そんなに社会は甘くなかった。舐めていた。約1年半、彷徨うことになる。
彷徨う職業探し
まずは人に会っていって、稼ぎ方を知ろう!と、色んなところへ出向いた。ありがたい事に自分は目立つし、高校時代の幅広い活動のおかげで人との繋がりはどんどん広がった。世の中は、なんてたくさんの生き方、稼ぎ方があるんだ!と思った。だが、そんなに甘くなかった。
なぜなら、色々な大人が色々な邪な気持ちで寄って来る。
ネットワークビジネス
当時まだ高校卒業直後だったが、楽しそうに生きていて、頻繁に飲み会を開き、よくビールを奢ってくれるおじさんがいた。何をしているのかはなかなか教えてくれない。
「20歳にならないと出来ないからまだ教えないけれど、素敵なことを広める自由な仕事なんだ!」
と言っていた。とても魅力的な言葉だ。事実、平日日中からその人は遊んでいたし、閑静な住宅街の豪華なマンションに住んでいた。
ところが、色々な人に会う中でよく耳にする職業があった。それは、ネットワークビジネス。そして、どうやらその人もそんな気がする。アムウェイだった。
結論から言うと、自分はネットワークビジネスを一度もしたことがない。未成年なら勧誘されても出来ないから強要されないことをいい事に、結果として11個のネットワークビジネスの説明会に行った。人とコミュニケーション方法を学べはしたが、稼ぎ方を探している自分にとっては今後の人生のイメージ影響も考慮して、絶対にしない方が良いビジネスだった。
ネットビジネス
ネットビジネスというのは、いわゆるネットで稼ぐビジネスの総称だ。ネットで稼ぐビジネスと言うと聞こえは良いが、ややグレーだ。クリーンなネットで稼ぐビジネスならITと表現される。
具体的には、アフィリエイト、セドリ(ネット転売)、インフォプレナー(情報商材屋)などがある。転売に関しては、悪いイメージがもう十分にあるかもしれない。
情報商材屋というのは、本来情報というのはインターネットや本で無料や格安で手に入り、本当に貴重な話はお金で買えないはずなのに、あたかも美味しい話のようなものを高額で売る商売だ。詐欺罪で逮捕までは難しいが、詐欺に限りなく近いものが多い。フリーエージェントスタイルの与沢翼さんで有名になった。実際、自分も与沢翼さん界隈やシューガームーンシティという場所で勉強した。同じ頃、情報商材屋で当時駆け出しでだった人に、後にYouTuberになる金髪起業家ヒカルなどもいた。与沢翼さんなどとの飲み会の時に。裏の人にネオヒルズ族に勧誘されたが、自分は薄っぺらい情報を騙して売ることはできなかった。ものを売るノウハウを身に着けるという面では勉強になったが。
最後にアフィリエイト。アフィリエイトはいわゆるブログなどで商品の紹介をして紹介料を稼ぐ事。青汁王子こと三崎優太さんで有名になった。これはそこまで悪くなさそうだが、個人が自由に出来ることもあってやり方は人それぞれ。グレーなところもある。そもそも、本当に必要な自ら求めるような大切ではないものを、頭と精神の弱い人を弄び転がし買わせるようなものではある。
上の3つはあくまで一例で他にもいっぱいある。とにかく、個人が自由に簡単に稼ぐことが出来るみたいなものは、悪いことをするか、自分がカモになるかだ。
ただ、当時の知識はSNS等で上手くいくには役立つことになる。そして、お金を稼ぐことよりも、人のため、そして自分のためになることをするべきだと学べた。
詐欺師
目立ち、積極的でコミュ力があり、悪さを感じさせにくい自分は、詐欺師にモテてしまった。
自分が詐欺られたことはないし、自分が詐欺をしたこともない。しかし、自分を介して友人が騙されてしまい、後に詐欺師だと分かった人がいたことがあった。
皮肉にも、詐欺師との交流は、人間関係の作り方やお金の生み方などとても勉強にはなった。悪い人が悪いものを売るスキルは、良い人が良いもの売るために使えば良いのかもしれない。実際、その詐欺師は有名インフルエンサー起業家と共にいた。紙一重なのかもしれない。ただ、人を騙すのはダメだし、詐欺は論外。ぼくは縁を切った。
イベンターとして実家暮らし
とにかく色々な人に合って、色々な仕事を見てきた。ところがグレーやブラックなものばかりでどれもダメ。結果的に、クリーンで稼ぎになったのはイベンターだけだった。当時、Facebookは裏技的なコマンドで、友達全員に一括でイベント招待を送れた。交流はかなりあったから、実際に会った人としか交換していなくてもFacebook友達は多かった。1人誘うと500円の案件で40人が来てくれて1分で2万円儲けたりした。
しかし、イベント集客案件なんてたまにしかなくて、月収は乏しく実家を出られる程には稼げなかった。実家で高卒ニートのクズとして1年半経った時に、転機が訪れる。













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